Scribblieのしくみ:お絵かきが、話しかけてくれるお友だちになるまで
Scribblieチーム · 公開日 · 読了目安 12分

このガイドの内容
Scribblieは、私たちが開発中の、お子さんの絵を「話しかけてくれるお友だち」に変えるアプリです。お子さんが絵をかくと、その絵が目を覚まし、あいさつをして「なんていう名前?」とたずねます。それからは、声でおしゃべりしたり、小さな冒険をいっしょに楽しんだりできます。まだストアには並んでいません。App StoreとGoogle Playで公開する予定で、以下はすべて私たちが作っているものの説明です。公開までに細かい点が変わるかもしれません。
このガイドでは、ご家族が実際に出会う順番にそってご紹介します。まだ不完全な部分もきちんとお伝えするようにしました。絵に話しかけるお子さんを見守るかどうか考えている保護者の方には、気になる細かい点こそ知る権利があると思うからです。
子どもたちは、もともと自分の絵に話しかけています。犬には声を、太陽には機嫌を、怪物にはちょっとした恨みを与えたりします。Scribblieは、その習慣に「会話の残り半分」を足しました。絵が返事をするのです。たとえば、紫色のねこをかいた子が「こんにちは」と言うと、ねこが「こんにちは」と返して、名前をたずねてくれます。
この習慣は私たちが発明したものではありませんし、鉛筆に取って代わろうとも思っていません。そもそもなぜ子どもは想像上の友だちをつくるのか、気になる方には、子ども時代の空想の友だちのガイドが背景を知るのにぴったりです。このアプリは、たまたま返事をしてくれるおもちゃ箱のようなものだと思っていただければ十分です。
まず、おとなが設定します
お子さんが何かを遊ぶ前に、保護者の方がAppleまたはGoogleでサインインし、同意する必要があります。お子さんはサインインもアカウント作成もせず、メールアドレスを入力することもありません。
これは意図したものです。アプリのしくみに同意するのも、どのくらい遊ばせるかを決めるのも、おとなだからです。設定、データの削除、リンクは、かんたんなかけ算の問題による「おとなチェック」の向こう側にあります。これが解けるお子さんには、おやつの一つもあげたくなるかもしれませんが、小さな指が設定を触ってしまうのは防げます。
保護者の方は、遊ぶ時間の上限や就寝時刻を決めたり、聞く機能と話す機能を別々にオフにしたり、アカウントとすべてのデータをアプリ内で削除したりもできます。これらは保護者向けScribblieガイド:同意、制限、データ、削除で詳しく説明しています。端末をお子さんに渡す前に、ぜひお読みください。
アプリはおよそ5歳から8歳のお子さん向けに作っていて、5歳未満向けと9歳から12歳向けの設定もあります。これは私たち自身の目安にすぎず、子どもはひとりひとり違います。お子さんのことをいちばんよく知っているのは、あなたです。

お友だちをつくる3つの方法
お子さんは、3つの方法のどれからでも始められます。
紙にかいて、写真を撮る。 本物の鉛筆と本物の紙が残るので、多くのご家族に気に入っていただけると思っている方法です。生き物でも怪物でも、顔のついた車でも、好きなものをかいてもらいます。おとなが手伝って写真を撮ると、その絵がアプリに入ります。平らな場所で、むらなく明るく撮るのがコツです。撮り方は子どもの絵をきれいに撮影する方法のガイドで紹介しています。
アプリの中でかく。 指やスタイラスで画面にかくほうが好きなお子さんには、アプリ内にお絵かきスペースがあります。かいた絵は、撮影した絵と同じ流れで進みます。
ガイドの図形をなぞる。 白い紙を前に固まってしまうお子さんもいます。そんな子のために、なぞって自分らしく仕上げられるガイドの図形を用意しています。「絵がへただからかけない」と言う子にも、やさしい入り口になります(思い当たる方は、「かけない」と言う子にかけたい言葉のガイドをご覧ください)。
3つのうち、どれがいちばんということはありません。どれも同じ瞬間につながっています。
お子さんが紙にかくのがいちばん楽しいなら、そこから始めて、写真をアプリへの橋わたしにしてください。冷蔵庫にはってあるお気に入りの古い絵でも、新しい絵とまったく同じように使えます。先月かいた絵が今日目を覚ますこともあり、もう完成したと思っていたものに出会って、お子さんが大喜びすることもよくあります。
目を覚ます瞬間と、名前
絵が取りこまれると、目を覚まします。あたりを見まわして、あいさつをして、名前をたずねます。
この最後のところを、私たちは大切にしています。ものに名前をつけるのは、「これは自分のもの」と宣言する小さな行為で、子どもたちはとても真剣に取り組みます。お友だちは、お子さんがつけた名前そのものです。ふざけた名前でも、立派な名前でも、ひとつの音だけでもかまいません。子どもたちがなぜその名前を選ぶのかは、子どもが考えたキャラクターの名づけのガイドで楽しく読めます。
お友だちはただたずねているだけです。ドラゴンを「サンドイッチ」と呼びたいなら、私たちの中では、そのドラゴンの名前はサンドイッチです。
打たずに、話しかける
お子さんは、声でお友だちに話しかけます。文字を打ったり読んだりする必要はないので、まだ言葉を一つずつ拾い読みしている5歳のお子さんも、8歳のお子さんと同じように楽しめます。
お友だちは耳を傾けて、その子ならではの声で答えます。たとえば、お子さんが「帽子をつくってあげたよ」と言うと、お友だちが「帽子、大好き! 何色?」とたずねる、といった具合です。短いやりとりで、お説教をするようなことはありません。
声がどう扱われるかは、保護者の方がいちばん気になるところでしょう。お子さんの声は文字起こしのために送信され、録音は文字起こしのあとに削除されます。お友だちの発言には安全チェックが入ります。保護者の方は、聞く機能と話す機能を別々にオフにできるので、静かな時間だけの使い方もできます。声を使う製品全般について考えたい方には、音声アシスタントと子どもやおしゃべりするおもちゃの記事があります。こちらは私たちのアプリとは別の話です。
始める前に、ご自分の言葉でお子さんに伝えておきたいことがいくつかあります。お友だちは、話すことのできる絵であること。間違えることがあること。そして、もし変だなと思うことや嫌な気持ちになることを言われたら、すぐに来て教えてほしいこと。この最後のひとことは、私たちがつくれるどんな設定よりも大切です。話してもいいんだと伝えてあれば、子どもは変なことがあったとき、ちゃんとおとなに話してくれます。
お友だちが覚えていること
お友だちは、お子さんが教えてくれた名前(ファーストネーム)など、ちょっとしたことを覚えています。次に遊ぶとき、お友だちが「だれと話しているか」を知っているようにするためです。6歳の子にとって、覚えていてもらえることは大きなことです。
この部分は、あえて短くしています。大げさに約束したくないからです。覚えているのは小さなことだけで、ここでお伝えするのはそれだけです。何が保存されるのかを正確に知りたい方は、プライバシーポリシーをご覧ください。また、おとなはアプリ内でアカウントとすべてのデータを削除できます。
お友だちが本当は何者なのか、という問いもあります。人間ではありませんし、ペットでもありません。返事をしてくれる、作りもののキャラクターです。子どもはぬいぐるみ相手に毎日それをやっているので、この二つの考えを同時に持つのは、おとなよりよほど上手なことが多いです。同じ感覚が、ここでも働くことがよくあります。
いっしょに遊ぶ小さな冒険
お友だちとお子さんは、小さな冒険に出かけられます。水たまりでばしゃばしゃしたり、雪をざくざく踏んだり、海へお出かけしたり。ディワリやクリスマスなど、季節のお祭りの冒険もあります。
私たちはこれを、いっしょにするごっこ遊びだと考えています。冒険が場面をつくり、お友だちが反応し、お子さんが話をふくらませます。画面を使わない遊びのアイデアには、ロールプレイとごっこ遊びのアイデアをどうぞ。クッションとシーツで、同じことができます。
お友だちの世界に、新しいものをかき足す
お子さんは、りんご、ボール、月など、新しいものをかくことができます。かいたものはお友だちの世界にあらわれて、お友だちが使えるようになります。
私たちは、ここがチャットボットよりも「お絵かきのおもちゃ」に感じられる部分だと思っています。お子さんは話すだけでなく、鉛筆で世界にものを足していきます。ゆがんだりんごをかいても、お友だちはちゃんとりんごを受け取ります。

うまくいかないかもしれないところ
見つけてがっかりされる前に、私たちからお伝えしておきます。
お友だちの返事や画像は、AIモデルによって生成されることがあります。そのため、ときには不完全なことがあります。変な答え、ぼんやりした画像、お子さんの言ったこととかみ合わない返事などです。お友だちの発言には安全チェックが入りますが、自動のチェックに完璧なものはなく、私たちも完璧だとは言いません。おとなが設定をして、最初の数回はそばにいる、というのがおすすめの進め方です。
これは画面を使う遊びでもあります。私たちは、何かをつくったり話したりするのは、ただ画面をスクロールするのとは違うと考えています。その考え方は創造的な画面時間と受け身の画面時間のガイドで説明していますが、それでも端末を使う時間であることに変わりはありません。遊ぶ時間の上限と就寝時刻があるのは、保護者の方だけがブレーキ役にならなくてすむようにするためです。
絵がどうやって動くのか、この種の製品で何に気をつければよいのかをもっと知りたい方は、絵を命あるものにするAI:知っておきたいことと絵のアニメーションは実際どう動くのかをご覧ください。
Scribblieにないもの
広告はありません。アプリ内課金もありません。公開での共有もなく、知らない人とのチャットもありません。アプリには、第三者の広告用SDKも分析用SDKも入っていません。
あえて箇条書きのように言い切るのは、安心を並べた文章より、確認しやすいからです。私たちは法的な認証を受けているとは言っていませんし、それ以外のことも、うのみにしてくださいとは言いません。プライバシーポリシーをお読みください。そして、お答えしきれていないことは、なんでもたずねてください。

待っているあいだにできること
Scribblieはまだ公開前なので、今ダウンロードできるものはありません。でも、最初のステップは鉛筆で遊べます。お子さんに生き物をかいてもらい、名前をつけてもらいます。それからその生き物に質問をして、お子さんにその声で答えてもらいましょう。
うまくいったなら、あなたはもうこの遊びをしたことになります。アプリは、その生き物が自分で答えてくれる版にすぎません。絵が話しかけてくるのを不思議に思ったり、落ち着かなく感じたりするお子さんがいたら、それも知っておくと役立ちます。すべてのお子さんが好きになる必要はありません。
アプリが公開されたときの進め方は、シンプルです。まず、ご自身で設定をしてください。保護者向けガイドで説明しているコントロールを使います。最初のセッションはお子さんといっしょに遊び、お友だちが何を言うかを聞いてください。おかしな返事がないか気をつけて、お互いに慣れるまでは短いセッションにしましょう。そのあとで、お友だちは人ではなく、お子さんがつくったものだということを話しておくと、ごっこと現実の境目がはっきりしたままになります。
もう一度言いますが、まだ生まれたての製品です。「ここが変だった」と教えていただくほうが、だまって我慢されるよりずっとありがたいです。
よくある質問
Scribblieとは何ですか?
Scribblieは、私たちが開発中の、お子さんの絵を「話しかけてくれるお友だち」に変えるアプリです。お子さんが絵をかくと、絵が目を覚まし、あいさつをして名前をたずねます。そのあとは、ふたりで小さな冒険を楽しめます。まだストアには並んでいませんが、App StoreとGoogle Playで公開する予定です。
紙にかいた絵でもお友だちにできますか?
はい。紙にかいて写真を撮る、アプリの中で直接かく、ガイドの図形をなぞる、という3つの方法があります。どれも最後は同じで、絵が目を覚ましてお友だちになります。
文字を打ったり読んだりする必要はありますか?
いいえ。お子さんは声でお友だちに話しかけ、お友だちもその子ならではの声で答えます。ですから、まだ文字を読み始めたばかりのお子さんでも楽しめます。
Scribblieはもうアプリストアにありますか?
まだありません。App StoreとGoogle Playで公開する予定ですが、今のところ探しても見つからないので、はっきりお伝えしておきます。このページは開発中の内容をご紹介するもので、公開までに変わる点があるかもしれません。
お友だちが間違ったことや変なことを言うことはありますか?
あります。お友だちの返事や画像はAIモデルによって生成されることがあり、ときには不完全だったり、少し変だったり、話題からそれたりすることがあります。お友だちの発言には安全チェックが入りますが、完璧なチェックはありません。特に使い始めのうちは、おうちの方がそばにいることをおすすめしている理由のひとつです。
設定をするのは子どもですか、保護者ですか?
保護者の方です。お子さんが遊ぶ前に、保護者の方がAppleまたはGoogleでサインインし、同意をします。お子さん自身はサインインしません。保護者向けの内容は、保護者向けガイドで詳しくご説明しています。
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